ういんぐ・出版企画センター
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ういんぐ・出版企画センター(ういんぐ・しゅっぱんきかくセンター)は、東京都練馬区三原台にある出版社。略称はういんぐ社[1]。
概要[編集]
所在地は東京都練馬区三原台1-10-6。「全国社研社」(練馬区春日町)、「ういんぐ」(同)と共に「マルクス主義同志会」(旧・社会主義労働者党、現・労働の解放をめざす労働者党)関係の書籍を発行している。また「全国社研社」「ういんぐ」が発行した書籍の製作を担当している[2]。2017年10月の第48回衆議院議員総選挙に労働者党から出馬した圷孝行の選挙ポスターの印刷社の氏名には「ういんぐ」と書かれているが、住所は「ういんぐ・出版企画センター」のものになっている[3]。選挙闘争の報告をまとめた書籍には、ポスターの印刷を「ういんぐ社」に頼み込んだとある[4]。
公式サイト[編集]
2002年12月21日にリニューアルオープンした公式ホームページでは、「ういんぐ出版企画センターは、科学的な世界観の普及と健全な労働者精神の発展のために、自費出版への協力、在野の研究者の評論・論文の紹介、良書の紹介、学習会の案内などの活動を行っています」としている[5]。
- 頒布出版物:自費出版の相談や「全国社研社」「ういんぐ」が発行した書籍の注文にも応じている。
- 在野の研究者の評論・論文の紹介:林紘義、鈴木研一、坂井康夫の評論・論文を紹介している。
- 良書の紹介:布施柑治著『ある弁護士の生涯』(岩波新書)、レーニン著『唯物論と経験批判論』(岩波文庫他)など、一般の出版社から発行された書籍を紹介している。
- 学習会の案内:東京・池袋で開催されている『資本論』を読む会を案内している。
出版物[編集]
- 増田勇 『変節』 1997年1月
- 鈴木研一 『破産した現代〝社会主義〟――ソ連・中国に見る国家資本主義の〝進化〟過程』 1998年6月
- 林紘義 『林紘義著作集』全6巻
- 「第1巻 「労働価値説」擁護のために――一切の俗流学派とりわけ宇野学派に反対して」 1998年7月
- 「第2巻 幻想の社会主義(国家資本主義の理論)――スターリン、毛沢東の体制はなぜにいかにして資本主義に進化したか」 1998年8月
- 「第3巻 腐りゆく資本主義――バブル、企業腐敗、金融危機、国家解体……」 1998年12月
- 「第4巻 観念的、宗教的迷妄との闘い――黒田寛一、宇野弘蔵、広松渉、林道義等批判」 1999年2月
- 「第5巻 女性解放と教育改革――そして文学の有りようについて」 1999年6月
- 「第6巻 民族主義、国家主義に抗して――ガイドライン法、日の丸・君が代、そして天皇制」 1999年9月
- 横田良 『月の砂漠』 2010年8月
脚注[編集]
- ↑ 社労党単行本のご案内 労働の解放をめざす労働者党
- ↑ 全国社研社刊:変容し解体する資本主義,林紘義著・日本共産党と『資本論』など、ういんぐ刊:『まさに「民主党らしさ」そのものだった』・『黎明期の一途さと輝きと』・「核エネルギー」はなぜいかにして「危険」か うんいぐ出版企画センター
- ↑ 労働の解放をめざす労働者党編『我々はいかに闘ったか――神奈川11区の闘い』全国社研社、2018年、37頁
- ↑ 労働の解放をめざす労働者党編『我々はいかに闘ったか――神奈川11区の闘い』全国社研社、2018年、173頁
- ↑ お知らせ・更新情報 ういんぐ出版企画センター