Z変換(ぜっとへんかん)とは、離散時間信号を複素平面上で表現する数学的手法。連続量に対するラプラス変換に相当する。
X ( z ) = ∑ n = − ∞ ∞ x ( n ) z − n {\displaystyle X(z)=\sum _{n=-\infty }^{\infty }x(n)z^{-n}}
差分方程式は、離散的な微分方程式のようなものである。 微分方程式を解く際には、ラプラス変換を利用できたが、 差分方程式を解く際には、Z変換を利用できる。
Z変換を用いると、伝達関数を複数種類直列に施す場合でも掛け算の形で表記できる。