Undertale
|
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応機種 | Microsoft Windows macOS SteamOS+Linux PlayStation 4 PlayStation Vita Nintendo Switch |
発売元 | トビー・フォックス 日本 [PC/PS4/PSVita/Switch]ハチノヨン |
デザイナー | トビー・フォックス |
音楽 | トビー・フォックス |
美術 | トビー・フォックス テミー・チャン |
人数 | 1人 |
メディア | [Win/Mac]ダウンロード [PS4/PSVita] 日本 ダウンロード |
発売日 | [Win/Mac]2015年9月15日 [PS4/PSVita] アメリカ合衆国 2017年8月15日 日本 2017年8月16日 [Switch]2018年9月15日 |
対象年齢 | [PS4/PSVita] CERO-B |
エンジン | GameMaker: Studio |
『Undertale』または『UNDERTALE』(アンダーテール、アンダーテイル)は、トビー・フォックス氏が開発したゲーム。
概要[編集]
さまざまなモンスターと戦いながら地底からの脱出を目指すゲーム。ほかのRPGとは違うのは、「敵を一切殺さずにクリアできる」ことである。後述のとおり、大きく分けてPルート、Gルート、Nルート、SPルートがある。いずれもよくできていると評価されており、「真の平和」「真の虐殺者」のどちらのストーリーも楽しむことができる。ストーリーが物凄く繊細かつ複雑なゲームとして有名。
評価[編集]
- ゲーム中の画質が比較的荒くデジタルではないと批判する者も一部いるが、ストーリーの繊細さ、細かさに驚きを覚える者も多い。なお世界の数々の賞も獲得している。
- 「史上最高のゲーム」と評された事もあるが[1]、なぜなのかは、実際にプレイして見た方が良さそうである。先にネタバレは見ない方が楽しめるというネタバレが多い。
あらすじ[編集]
昔、地球には人間とモンスターという種族がおり、2つの種族の間で争いがおこった。そして結局モンスターは降伏し7人の人間によって地底に封じ込まれた――。そして現代には「イビト山」という入ったら二度と出られなくなるという恐ろしい言い伝えがある。だが少年は山に入ってしまい、山の頂上に空いた大きな穴に落ちてしまう――。落ちた先は地底の前段階、「遺跡」であった。遺跡に落ちてしまった後フラウィに出会う。彼曰くモンスターを倒すとEXP(経験値)が溜まり、一定以上溜めるとLV(LOVE)が溜まるという。また「この世界ではLOVEをカプセルに入れる」と言われ受け取るように指示するが当たると瀕死になってしまう。そこで遺跡の管理人「トリエル」が助けてくれる。遺跡の中でトリエルは「モンスターに出会ったらトリエル自身が助けに行くからおしゃべりをしていて」という旨を主人公に伝える。トリエルは主人公をまるで彼女の息子・娘のように扱って主人公を地底の世界にはいかせまいとする。それは地底にはアズゴア・ドリーマー王という王がおり人間の魂を集めていることを知っているからである。地底のバリアを取り去るには7人の魂が必要で6人目の魂まで集まっている状態である。遺跡に行こうとするとトリエルに止められ、力を見せるように促してくる。そしてトリエルを倒して遺跡へと進まなければならないのである(ただし、2回目のプレイ以降はトリエルを倒すことなく地底の世界に行くことができる)。地底に降り立った後サンズとパピルスという兄弟と出会う。なお、遺跡の中でモンスターを倒したか否かでストーリーはすでに変わっている。
Nルート[編集]
この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!
Pルートと異なる点は、モンスターまたはボスを一体以上殺す点である。また、アズリエルが返信するシーンもなくなり中立的なルートへと進む。
Pルート[編集]
Peaceful routeの略。なお、Nルートクリア後のみプレイ可能。
兄弟と出会い、パピルスは人間を捕まえることを目標としているという言動が取れる。だが、自作のパズルを解いてほしいのか人間に自作のパズルを解かせた。自分と同じ趣味を持っていると思い親しみを感じてしまったり、モンスターを倒さず優しく扱う姿にパピルスは心を打たれ、人間を倒すことがどうしてもできなかった。途中アンダインという女性の兵士かつロイヤルガードの隊長に襲撃される。ロイヤルガードもまた人間の撃退を目的としている。しかしアンダインも人間の優しさを見出し友達になった。またアルフィー(通称:柴田理恵)と、彼女が作成したロボット、メタトン 、ホットランドにおいて人間を嫌悪していた蜘蛛の女王、マフェット、遺跡や地底の世界で突如現れるナプスタブルークも倒すか倒さないかを迫られる。倒さない選択肢を選べばPルートに進むことができる。最後にアズゴア・ドリーマー王とついに謁見し、アズゴアから魂を奪われると思ったら今まで倒さず仲間にしてきた皆に全員応援された。トリエルも含まれる。そこでトリエルとアズゴアはもともと夫婦だと分かる。その時「平和ルートで終わらせるか」とフラウィーが返信し恐ろしい形相になるが今までの6人の魂が協力して倒してくれる。その後フラウィはアズリアル・ドリーマーすなわちアズゴア王の息子であることがわかる。アズリエルによって何度もゲームオーバーに追い込まれるものの立ち上がり戦いを続ける。彼によってなくなりかけていたモンスターの友情も取り戻しそして、アズリエルはもともとの子供の姿に戻る。彼は以前病気によって亡くなった人間を地上に運んだ際、人間たちに「アズリエルが人間を殺した」と勘違いされ暴行を受け、地底に帰ってくる際には死んでしまった。そして花になったという。それからアズリエルの魂がバリアに捧げられバリアが解かれた。そうして人間とモンスターが分かち合う世界が始まるのである。
SPルート[編集]
Soulless Peace route(卑しき平和のルート)の略。GPルートとも呼ばれる。
一回でも虐殺ルート(Gルート)をプレイすると平和なルート(Pルート)は、プレイデータを消さない限り二度とプレイできず、エンディングが変化する。Pルートと類似しているが、ゲームの終わりに「The End」という表示とともに主人公以外の顔が塗りつぶされた写真が表示される。
Gルート[編集]
Genocide(集団殺戮)ルートの略。
Pルートで登場した登場人物を全員倒す、殺すとこのルートに進む。スノーフルの手前で、サンズにこのまま同じ態度を取っているとひどい目に合うという旨を、瞳孔を無くした目で言われる。また、最後サンズとの戦いがあるが極端に難しい。また、エリア内の敵をすべて倒してからもエンカウントされるがその際は、しかしだれもこなかった...と表示され、重苦しいBGMに変わる。Gルートで使用されている曲は、他ルートの曲を遅くしたものも多い。
脚注[編集]
- ↑ “2015年発売の2D-RPG『Undertale』が老舗サイトのファン投票で「史上最高のゲーム」に輝く、「ゼルダ」「マリオ」「ポケモン」など数々の名作を抜き”. AUTOMATON (2015年12月17日). 2020年10月12日確認。