報告書17番

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報告書17番とは、トビー・フォックス作のインディーゲーム「Undertale」で特定のルーム値の時のみ見ることができる、ストーリー中では見られない要素の一つで、研究者W.D.ガスターが書いた実験の報告書である。Wingdingsフォントで書かれている。

概要[編集]

全文が、W.D.ガスターの名の由来でもあるWingdingsフォントで書かれている。ガスター自身が謎のキャラクターでもある為、内容に対しても様々な考察がなされている。

元々実験の「報告書」というのは、現在アルフィーが研究を行っている「しんじつのラボ(True Lab)」にあるもので、ゲーム内でも本当の平和主義者ルート(True Pacifist run)で確認できる。No.1からNo.21までがあるが、その中に「No.17」は無いのである。そのNo.17に当たるものがこの報告書17番である。

W.D.ガスターについて[編集]

まずW.D.ガスターとは元々しんじつのラボで研究していた、アルフィーの前任の優秀な研究者である。作中で「ガスターフォロワー」は、彼は自らの発明品に落ちて帰らぬ人となってしまったことを言及している。

因みに、特定のFun値の時”Room 269”で「ミステリーマン(Mystery Man)」というキャラクターに会うことができるが、このキャラクターは一般的にガスターであると広く信じられている[1]。先ほど述べたガスターフォロワーも特定のFun値で見ることができる。(いずれも低確率ながら、通常プレイでも見ることができるものである。)

Room 264(room_gaster)[1][編集]

「Room 264」は報告書17番を見ることができる部屋で、通常プレイでは入ることができない。セーブファイルを操作、又はデバッグモードではないと入ることができない。報告書17番が表示されている時は"mus_smile"という音声ファイルが流れている。

内容[編集]

報告書17番の内容については、その意味がはっきりと分かっていない。

前半は、闇・影がどんどん深く、そして誇大化していく様子が書かれている。そしてその後、光子」の値が「マイナス」表示になっているという様なものが書かれている。光子がマイナスということはこれは「反光子」を表している可能性が高く、となればガスターが過去(ロードやリセット)を観測した、という内容を導き出せる上、最初の「闇(影)」というものは光子→光に対する反光子の表現といえる、との考えがある[2]。次の記述は、次の実験は実に興味深いものであるという様なものであり、最後には君たち二人はどう思うか、と何者かに投げかけていた。「次の実験」が何かは様々な考察がなされている。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. a b W.D.Gaster | Undertale Japan Wiki | Fandom”. Fandom. 2023年4月19日確認。
  2. アンダーテイル ガスター博士の報告書17の考察 - Privatter”. 2023年4月19日確認。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]