佐久間中継局
(NHK佐久間AM中継局から転送)
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佐久間中継局(さくまちゅうけいきょく)とは、静岡県浜松市天竜区にあるテレビ・FM・AMラジオ放送の中継局である。
概要[編集]
デジタルテレビはNHKと民放4波、FMラジオはNHKのみ、AMラジオは静岡放送が送信している。
NHK第二は元々当地に中継局設置しておらず、浜松局、もしくは久喜菖蒲親局(JOAB)の受信となる。また、県域・コミュニティFM局も中継局を設けていない。
2024年9月まではNHK静岡ラジオ第一放送も中継局[注 1]を置いていた。
送信チャンネル・周波数[編集]
全局中継局のため、コールサインは持たない。
デジタルテレビ[編集]
リモコン キーID |
局名 | 物理 チャンネル |
空中線電力 | ERP | 偏波面 |
---|---|---|---|---|---|
1 | NHK 総合静岡 |
20 | 10W | 11.5W | 水平 |
2 | NHK Eテレ静岡 |
13 | |||
4 | 静岡第一テレビ | 25 | 10.5W | ||
5 | 静岡朝日テレビ | 23 | |||
6 | 静岡放送 | 21 | |||
8 | テレビ静岡 | 22 |
民放ラジオ[編集]
局名 | 周波数 | 空中線電力 |
---|---|---|
静岡放送 | 1404kHz | 100W |
FMラジオ[編集]
民放のK-mixやコミュニティFMは中継局を設けていない。
周波数 | 局名 | 空中線電力 | ERP |
---|---|---|---|
84.8MHz | NHK静岡FM | 10W | 28W |
NHK第一(廃止)[編集]
電源開発佐久間発電所構内に設置され、送信アンテナは高圧送電線利用の送電線放送形式の中継局だった。コロナ放電による受信障害対策として開設された。NHK第二は元々設置されていない。
AMラジオの送信アンテナに高圧送電線を利用する送電線放送は全国でも何例かあるが、佐久間中継局は送電線放送の第1号である。
送電線建替により電気的雑音が解消し、県内の浜松中継局(576kHz、出力1kW)などの大電力局でラジオ第一放送をカバーできるとの判断で、2024年9月末を以て廃局。FM補完中継局も設置されなかった。
局名 | 周波数 | 空中線電力 |
---|---|---|
NHK静岡第一 | 1341kHz | 100W |
注[編集]
- ↑ テレビやFMのNHK中継局が存続しているので、便宜上、NHK佐久間AM中継局の名称とする。