Internet Explorer
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Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー、IE)は、かつて存在したWebブラウザー。
概要[編集]
インターネットの流行初期から存在するWebブラウザーで、Windowsで10まで標準搭載されていた。
1990年代前半から2000年頃にかけては、Netscape Navigatorとの熾烈な競争があり、IEが勝利する。この時点では、圧倒的なシェアを得る。
2000年代後半には、Google ChromeやMozilla Firefoxなどの新規参入により徐々にシェアに変動が見られるようになる。IEは互換性にこだわりすぎたため[1]、他のWebブラウザーの進化について行くことができず、完全敗北を喫する。さらにWindowsとの抱き合わせ問題[2]もあり、受難は続いた。
その後、マイクロソフトは、互換性を捨てる決断をし、刷新したMicrosoft Edgeを発表した。2020年現在はこちらがWindowsの標準搭載Webブラウザーとなっている[3]。
2022年6月22日にサポートを終了。起動するとMicrosoft Edgeに誘導されるようになった。
脚注[編集]
- ↑ Windowsに標準搭載されているため企業が標準Webブラウザーに採用することが多く、互換性を維持することに需要があった。
- ↑ おまけ程度のソフトならいざ知らず、インターネットにおいてのシェアを左右する種類のソフトである点は大きい。
- ↑ ただ、正直Edgeも微妙で、互換性を捨てただけのIEといった感じだった。さらにはChromiumベースの新しいEdgeまで登場した。ここまできたらただのMicrosoftが手を加えたGoogle Chromeでしかない……とかつては言われていたが、垂直タブやウェブページが開けるサイドバーなどを追加して一気にChromeより使えるブラウザになってしまった。Chromeの進化が遅すぎるだけかもしれないが。