Fix

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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fix(フィックス)とは、「修理する」「固定する」という意味の英単語

一部のMediaWikiサイトではそのサイトが求める水準に満たない記事に貼って改善を求めある程度の期間が経っても改善されなかった場合に削除するためのテンプレート及びその仕組みを表す用語として使われる。以下、主にこの意味でのfixについて解説する。

アンサイクロペディア[編集]

アンサイクロペディアには、「どうしようもない」記事に改善を促すための {{fix}} という管理テンプレートが存在している。貼付されてから30日間改善がなかった場合、削除の対象となる。他の管理テンプレート(NRVなど)との違いについては、こちらが詳しい。

エンペディア[編集]

最初期のエンペディア(1st~2nd Enpedia)には、アンサイクロペディアの制度を真似た Fix テンプレートが存在していた。(…が、今とは比較にならないほどの過疎ペディアなので、ほとんど役立つ場面はなかった。)

2013年に現エンペディア(今あなたが閲覧している 3rd Enpedia)がリニューアルオープンした際には、暫定的に Fix テンプレート制度が継承された。[1] 貼付から7日間経過すると、削除議論 or 即時削除の対象になるという、なぜか本家アンサイクロペディアよりも厳しい制度であった。[2] リニューアルオープンから1年経過した2013年12月、Fix 制度の廃止が決定された。[3] なんでもゆる~く書けるエンペディアの歴史は、この時にスタートしたといえよう。[4]

要約欄の「fix」[編集]

MediaWikiサイトの要約欄では「fix」という言葉は「fixテンプレートを貼った」という意味と「ページの内容を修正した・直した」という意味のうちどちらの意味でも使われる[5]

そのため、fix制度のあるウィキ[6]で活動しているユーザーは最近の更新等を眺めていて「fix」という文字列を見かけた時、後者の意味で使われていたとしても一瞬びくっとしてしまうことがある。

見ているウィキがfix制度が存在しないウィキであり差分を見るまでもなく明らかに後者の意味であるとわかっていてもfix制度のあるウィキ[6]で活動している時の癖が残っていると要約欄の「fix」という文字列に一瞬びくっとしてしまうことがままある。

活動しているサイトがアンサイクロペディア等である場合、他にも「cleanup」といった言葉でも同様の現象が起きる。

脚注[編集]

  1. Enpedia:方針/草案 参照
  2. 本家アンサイクロペディアの {{NRV}} に近いといえよう。
  3. Enpedia・トーク:方針/2017年2月まで#Fixの存続/廃止 に、議論の様子が保管されている。
  4. ただし、2015年頃までは「800バイト以下の短い記事を禁止しよう」といった提案も大真面目に検討されることがあった。全面的に「一行記事」を受容する雰囲気が整ったのは更に後のことである。
  5. 本来の意味は後者のはず[要出典]
  6. a b 特にアンサイクロペディア

関連項目[編集]