発達性協調運動障害

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
DCDから転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動

発達性協調運動障害(はったつせいきょうちょううんどうしょうがい)とは発達障害の合併症でよくみられる運動障害。 自閉には多くみられるため、「微細運動」は得意な一方、「粗大運動」は不得手であるとされたが水泳卓球が得意な自閉は少なくない。

概要[編集]

古くから体育の苦手な児童はいて、昭和時代では「努力不足」「本人の根性の問題」として片づけられていた。
しかし研究が進むにつれ、脳からの神経の伝達が上手く行かず、手足を動かす動作が上手く行かないことが判明しつつある。
具体例を挙げると、靴紐がうまく結べないとか、キャッチボールができない。フライやゴロが取れない。ダンスの時に指導者についていけないなどがある。
また、筆者などは手拍子が他の人とまったく合わなかったので、笑いものにされていた経験がある。

傾向[編集]

水泳陸上競技など、スタートでぶっち切ってそのまま逃げ切りというスタイルは体力勝負なのでまだ救いがある。個人競技とはいえ柔道剣道などのように対戦相手がいる場合は苦手でも、卓球となると「相手の手を読む」ことをしないという強みがあって以外に強かったりする。とはいえサッカーバレーボールなどの団体スポーツはできないグループと、スポーツ全般がすべて駄目なグループ(主にフィジカル面で不利がある)に分かれる。
後者は普段の動作もぎこちなく、行進の時に手と足が同時に出ることや、動き方がロボットみたいだったり、縄跳びが飛べなかったり、スキップが上手くできなかったりする。

経験談として、ボールに対して、恐怖を覚えたり、危険な物体として捉えてしまう。これは、ボールが一回自分の顔や身体に当たったことをきっかけによって、引き起こしてしまう。体育の授業で、一回でも怪我などをしたら、体育というワードで恐怖心を覚えてしまう。

人生に与える悪影響[編集]

球技大会では当人のせいで負けることが多く、いじめの対象になる事がある。
また、学校を出て会社勤めになってもスポーツする機会はなかなか無くならないため、会社のソフトボールチームやバレーボールチームで苦汁を舐めることもあるる。
特に男女交際の場においては運動音痴だとモテないため、晩婚か生涯独身になりやすい。運よく結婚できても子供とのキャッチボールなどで詰む事が予想される。もっとも自閉は遺伝性かつ家族性だという話があるので、子供ととか花札とかにはクソ強かったりするので、社会生活にはさほど影響はない。プロ棋士が全員参加の野球大会とかがあったりすればまた話は別だろうが。。

関連語句[編集]