体育授業廃止論
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体育授業廃止論(たいいくじゅぎょうはいしろん)・学校体育不要論(がっこうたいいくふようろん)とは、学校における体育の授業の全廃または削減、もしくは全員必修から希望者のみ履修の選択教科へ移行するべきという主張である。決して体育嫌いだった者達が勝手に言っているだけではない。
運動嫌いの子供の「体育の授業いらなくね?」という意見に肯定的な者も含めれば相応な数の体育廃止論支持者が居ると見られ、学校から体育という教科・科目を完全に消し去るという意見から、体育のコマ数の削減、体育はあっても良いが全員必修ではなく希望者のみ履修する選択教科への移行、実技と座学を設定しどちらかを選択する選択制の導入を求める意見まで幅が広い。
体育だけ廃止論が目立つ理由としては
- 他の教科ではある程度やり方を教えてから実際に取り組ませるのに対し、体育ではやり方をまともに教えることなくいきなり挑戦させ、出来なかったことに対して教師が理不尽に叱責する。
- クラスメイトの前で実技を行わせ、不得手な子供が笑われる
- 負傷事故・死亡事故の発生
などが挙げられる。
体育廃止論に反対・批判的な意見として、子供に逃げ癖が付く、温室育ちを量産するなどが挙げられる。