8代目海くん
ナビゲーションに移動
検索に移動
8代目海くん (はちだいめかいくん、2015年頃 - 2024年11月上旬) は、大阪府大阪市の海遊館で飼育されていたジンベエザメである。
概要[編集]
「海くん」とは海遊館で代々飼育展示されているオスのジンベエザメの愛称であり、8代目は2019年9月1日に高知県室戸岬の定置網に入網し、同月3日より以布利センターで健康管理を行ってきて、翌月の10月18日に海遊館に搬入し翌日から一般公開をした[注 1]。2024年10月3日にかつて飼育されていた高知県土佐清水市に戻り、自然の海で生態の調査を行うためふるさとの太平洋に放流された。泳いでいる場所や深さなどが記録される装置をつけて、太平洋で1か月間、調査が行われることになっていたが[注 2]、翌月の11月5日に愛媛県宇和島市の河口付近でジンベエザメが見つけられ、翌日にドローンによる捜索で死亡しているのが確認され、海遊館が放流した海くんであることを確認した[注 3]。推定9歳から10歳とされる。
注[編集]
- ↑ オスのジンベエザメ「海くん」がやってきました! https://www.kaiyukan.com/connect/news/201910_post-365.html
- ↑ ジンベエザメ「海」くんが土佐清水へ ふるさとの太平洋に帰る https://web.archive.org/web/20241107124650/https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20241003/8010021777.html
- ↑ 【速報】愛媛の川で死んだ『ジンベエザメ』 海遊館の「海君」と判明 10月に高知で放流 https://web.archive.org/web/20241107125023/https://news.yahoo.co.jp/articles/9fbc7b184b4eaa59af3a5f96e169df4bed2be5ef