1998年の中日ドラゴンズのサンデーユニフォーム
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1998年の中日ドラゴンズのサンデーユニフォームとは、中日ドラゴンズが本拠地ナゴヤドームで行われた、日曜日のゲームでのみ着用したユニフォームである。
概要[編集]
1990年頃から、どこの球団もファンサービスのために経営努力を図るようになった。1998年シーズン、中日は当時誰も試みなかったサンデーユニフォームを採用して集客力のアップを試みた(ただし期日限定で使用する野球衣装としては前年に千葉ロッテマリーンズが採用した、夏季の本拠地限定のサマーキャップがある)。
30年前のノースリーブを採用した年は最下位であったが、この年は首位と4ゲーム差の2位でシーズンを終えた(優勝は横浜ベイスターズ)。しかし、サンデーユニフォーム着用時の勝率が、それ以外の試合より極端に低かった(12試合で3勝9敗、勝率.250)ことから、「縁起が悪い」とされた。そのためか、この年限りで廃止された。なお、このユニフォームで阪神タイガースとは対戦がなかった(広島戦4試合、横浜、巨人戦とも3試合、ヤクルト戦2試合)。
デザイン[編集]
帽子のツバ・アンダーシャツとストッキング・スパイクのベースは就任3年目だった当時の星野仙一監督の出身大学明治大学野球部のベースカラー紫紺色が使用された。帽子とユニフォームは白に紫紺色の縦じま、左胸と帽子に紫紺色のDの文字、胸番号は赤、背番号は紫紺色でネームはなし。1990年代のアメリカ大リーグでの復古志向により再び採用する所が出てきた、1968年以来2度目となるノースリーブ(袖なし)タイプであった。