1980年・1984年の阪急ブレーブスのユニフォーム

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1980年・1984年の阪急ブレーブスのユニフォーム1972年1988年まで使用されていた阪急ブレーブスのニット素材ユニフォームのうち、1980年1983年までの3次形デザインと1984年~1988年までの最 終形デザインで、それぞれ初年度にのみ使用された前デザインとの折衷形デザインの事を指す。

デザイン[編集]

ユニフォームはベルトレスからカバー付インナーベルトに変更され、袖のラインが上から黒・白・赤から赤・白・黒に、アンダーシャツとストッキングは赤に変更。ホーム用・白、ビジター用・スカイブルー、胸ロゴと胸・背番号・背ネームが赤で黒の縁取り。こ こまでは3次形・最終形共通である。

  • 3次形デザインと最終形デザインの相違点 
    • 3次形・・・ユニフォームが前ボタン式。帽子、ホーム・ビジター用の胸ロゴ、左袖ロゴ、胸番号、背番号、背ネームが2次形に準じたデザインである事。
    • 最終形・・・ユニフォームVネックプルオーバー式。帽子は黒で前面フロント部分が白、フロント縁に沿う形で赤ライン、ツバ・天ボタン・空気穴は赤、帽子マークは前面フロント中央に赤いBを数字の6を反対にした黒の曲線で囲ったマーク。胸ロゴはホーム用が筆記体Braves新デザインロゴ・ビジター用はH以外小文字のHankyuロゴ、胸・背番号は数字がオリジナル書体、背ネームは小さめのゴシック体。左袖に阪急のマスコット「ブレービー」とロゴ(ホーム用Hankyu・ビジター用Braves)が印された三角形マーク。

折衷型とは

  1. 1980年のデザインは袖のラインが1979年と同じ。
  2. 1984年のデザインはホーム用のユニフォームと帽子のみ変更されビジター用のユニフォームは1981年~1983年のデザインを使用。

概要[編集]

1980年、阪急は1972年以来使用してきたニット素材のプルオーバー式ベルトレスユニフォームから、1971年以来となる前ボタン式に、同時にズボンもベルトレスからインナーベルト式に変更。さらにアンダーシャツ・ストッキングも黒から赤に変わり、赤色主 体のデザインになった。その後1984年に胸ロゴや帽子などのデザイン変更を経て1988年の球団売却まで使用されたため、1980年~1988年までの赤色主体の後期型は1984年を境に前者は3次形、後者は最終形と分類された。ともに初年度は折衷型と言えるデザインであった。1980年の3次形から袖のラインを黒・白・赤から赤・白・黒に変更したが(赤と黒が逆になった)、初年度の1980年のみ前年までと同じデザインだった。3次形のオリジナルデザインは正式には1981年から採用されたものであるが、実際の所、変更したのはユ ニフォームの上着だけであり、ズボンのみ不変だった。ロゴデザイン等が変更された1984年最終形登場時もまた同様であった。また1984年は帽子が新デザインに変わり、ホーム用のみVネックプルオーバー式の胸ロゴBraves新デザインユニフォームに変更。しかしビジター用ユニフォームは帽子以外変更されず、3次形のままであった。最終形のビジター用は1985年に登場し、阪急ブレーブス最終年の1988年まで使用された。