龐 宏(ほう こう、生没年不詳)は、中国の三国時代の蜀の武将。字は巨師(きょし)[1]。父は龐統。叔父は龐林。
元来、気が強くて人に頭を下げない性格だった[1]。他人を批評するのを好み、尚書令の陳祗と不仲で、陳祗を軽視して不遜な態度をとったために出世を阻まれて涪陵郡太守のまま死去した[1]。
『三国志演義』には登場しない[1]。