鳳閣寺

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが鳳閣寺の項目をおカタく解説しています。

鳳閣寺(ほうかくじ)は、奈良県吉野郡黒滝村にある寺院で、真言宗鳳閣寺派の本山である。山号は百螺山。本尊は如意輪観音

概要[編集]

百貝岳の西麓にある寺院で、寺伝では平安時代前期の寛平7年(895年)、聖宝宇多天皇勅願により、大峰修行者を苦しめる大蛇を退治し、その折に建立した紫雲臨閣密寺が起源といわれる。

この寺において、聖宝は修験道の組織的な教義を完成させ、修験道の隆盛と共に栄えたと言われる。しかし現在は、仮堂と聖宝の廟塔と伝わる石造宝塔があるのみである。宝塔は高さおよそ2メートルの花崗岩製。基壇の銘から正平24年(1369年)に石大工薩摩権守行長の作品とされている。これは国指定の重要文化財で、覆堂に納められている。

アクセス[編集]

外部リンク[編集]