馬 邈(ば ばく、生没年不詳)は、三国時代の蜀・魏の武将[1]。
263年の蜀滅亡で魏の鄧艾に江由を攻められた際、ここの守備隊長であった馬邈は魏軍に降伏した[1]。
『三国志演義』では第117回で江油城の守備隊長として登場し、劉禅が宦官に操られて蜀の滅亡は仕方ないと半ば降伏を決め込み、それを聞いた妻の李氏から顔に唾を吐きかけられる。鄧艾が攻めてくるとあっさり降伏した上に成都への道案内まで務めた。一方で李氏は首吊り自殺を遂げており、鄧艾は烈女として称えたという。