馬息嶺スキー場
ナビゲーションに移動
検索に移動
馬息嶺スキー場(マシンニョン(マシンリョン、マシクリョン)スキーじょう、朝鮮語:마식령 스키장)は、朝鮮民主主義人民共和国江原道の元山市と法洞郡の境にある馬息嶺に建設された大規模なスキー場である。全距離は110kmにも達する。
概要[編集]
朝鮮労働党委員長である金正恩の指示により、北朝鮮東部の江原道にある峰・「馬息嶺」に造成された朝鮮民主主義人民共和国初の一般市民向けスキー場である。2013年末に完工した。約1400ヘクタールの敷地に初心者から上級者までレベル別に幅40メートルから120メートルの10コースがある。計およそ120室のホテルが併設され、外国観光客の利用も想定している。着工から1年ほどで完成したとされ、大型工事を急ピッチで進めることを意味する「馬息嶺速度」という政治標語も生まれている。
2018年1月31日、馬息嶺スキー場にて平昌オリンピックに出場する北朝鮮、韓国選手団による南北合同スキー練習が行われた。
名称[編集]
馬息嶺(マシンニョン)とは、文字の通り「馬が息をつくほどの嶺」という意味である。朝鮮半島の背骨とも言われる白頭大幹から江原道の付近で分岐する馬息嶺山脈の一つであり、同山脈から名前は取られた。
朝鮮中央テレビ[編集]
朝鮮中央テレビで放送された朝鮮記録映画で、このスキー場の建設の一部始終と、完成後を編集して放送した。
この記録映画には、元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏もこの記録映画に登場し、「1.2.3.ダァー!」を披露している。