香良洲町
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香良洲町(からすちょう)は、かつて三重県一志郡にあった町である。現在は津市の一部となって消滅している。
概要[編集]
津市の南東に存在していた町である。南西は三雲町に接し、東は伊勢湾に面している。
1889年(明治22年)に町村制が実施された際に矢野村として誕生する。1929年(昭和4年)7月に町制が施行された際に香良洲町となった。
町域は雲出川の河口の三角州上を占めて概ね平坦である。そのため、農業による稲作、コウナゴやカタクチイワシなどの沿岸漁業、海苔の養殖などが盛んに行なわれており、幸水梨の特産もある。
観光地としては香良洲神社、三重海軍航空隊関係の資料が展示されている若桜福祉会館などがあり、他に海水浴場などにも恵まれている点などが挙げられる。なお、この町に伝わる宮踊りは三重県の無形民俗文化財に指定されている。
2006年(平成18年)1月1日、平成の大合併により、津市に合併されて香良洲町は廃止された。
香良洲町の主要施設[編集]
教育[編集]
- 香良洲町立香海中学校(1953年まで町外との組合立だった。)
- 香良洲町立香良洲小学校