飛行船

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飛行船(ひこうせん)とは、流線型の気嚢にキャビンとプロペラ、それを回す発動機を取り付けた航空機である。航続距離と滞空時間が長大である。

飛行機との違い[編集]

飛行機は揚力によって浮き上がるが、飛行船は浮力によって浮き上がる。

気球との違い[編集]

気球は任意で上昇と下降ができるものの、水平方向への移動は風任せとならざるを得ないが、飛行船は自在に水平方向への移動ができる。

歴史[編集]

第1次世界大戦では、偵察や爆撃に多用された。飛行船は機体が大きい上に速度が遅く、しかも、機銃等で武装しても上から攻撃を受けたら全く無力で、通常、空中戦では戦闘機の敵ではないのだが、第1次世界大戦当時の戦闘機との速度差は少なく、高高度を維持すれば、複葉戦闘機がその高度に達する前に飛び去ることができたのである。

ドイツの飛行船が大爆発事故を起こしてから使われなくなった。それはヘリウムガスの無いドイツは、水素ガスを使っていたことが原因であり、ヘリウムを使えば爆発の危険はない。

現在では、巨大な機体と遅い速度を利用して空飛ぶ宣伝広告として使われている。