類書

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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類書(るいしょ)は中国方式の百科全書である。既存の書物に記載されている事項を項目別に分類編纂して編集したもの。様々な分野について、各種書籍から引用が行われている。類書が作成された後、底本の書籍が散逸してしまうと、類書の記載が頼りとなるため、文献としての価値が高い。中国三国時代の魏以降の歴代王朝により、文治の象徴としてたびたび勅撰されている。高級官吏登用試験である科挙の準備にも使われた。ある事物についての故事や関連する詩文あるいは語句を探すために便利な書籍である。

代表書籍[編集]

魏から始まるが唐代からは盛んに編纂された。類書の代表例は次の通り。

日本の類書は「和名類聚抄」が知られているが、そのほか次の類書がある。