類聚国史(るいじゅうこくし)は892年(寛平4年)に菅原道真が中国の類書にならって分類編纂した歴史書の類書である。宇多天皇の命を受けて編纂した。200巻、目録2巻、帝王系図3巻の205巻である。応仁の乱で散逸したとされ、現存するのは62巻のみである。
六国史の記事を神祇 ・帝王・歳時・音楽などに分類し、年代順に編集している。編纂目的は、政治に役立てるためであったと言われる。巻45、52、137は偽書と言われる。