太平御覧

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太平御覧(たいへいぎょらん)は、977年太平興國2年)に作られた類書である。天部以下、時序部、地部、皇王部など五十五部門に分かれる。1000巻と巻数が多い。引用文献数は1690種に及ぶ。李昉徐鉉ら14人による奉勅撰とされる。一書をいくつかの異名で記したり、書名の誤記があるなど、不注意な引用が一部に認められる。しかし、本書のみで存在が知られる文献があるため、貴重な資料となっている。中国の商務印書館から出版された『四部叢刊』三編に収められている『太平御覧』は日本に伝来し、靜嘉堂文庫が所蔵している宋本を影印したものである。