霊巌寺 (江東区)

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霊巌寺 (江東区)(れいがんじ)は東京都江東区白河にある真言宗豊山派の寺院である。

概要[編集]

奈良県桜井市初瀬の総本山長谷寺の末寺である。開基は不明であるが、聖武天皇勅願で行基が開創したと伝わる。徳川家康・秀忠・家光から信頼された雄誉霊巖1624年、霊岸島(中央区)に創立したと伝わる。学寮が120余あり、多くの僧侶が修行した。「地誌御調査上」(1826年)によると1615年に祐遍法印により中興開基が行われた記録がある。1628年に浄土宗の檀林に列せられた。学寮は西方に一三寮、南方に九寮、東方に一一寮、最東方に八寮あったという。 1657年の大火で焼失し、1658年に当地に替地を拝領し移転した。

銅造地蔵菩薩坐像[編集]

1717年に造立された江戸六地蔵の第五番。東京都有形文化財。

松平定信墓[編集]

境内には、国指定史跡「松平定信墓」がある。

基本事項[編集]