関西中央グループ
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関西中央グループ(かんさいちゅうおうグループ)は、大阪府大阪市に本部を置くタクシー事業者のグループである。
概要[編集]
信号機の色をイメージした「信号マーク」が特徴。2002年に5000円超分を5割引する大幅な遠距離割引を全国に先駆けて導入した事業者としても知られる。北摂交通圏で営業する高槻交通・茨木高槻交通を除く各社は関西ハイタク事業協同組合に加盟していた。
2024年3月11日、グループ9社がタクシー需要の低迷、燃料費高騰などが原因で採算が悪化し、大阪地方裁判所に民事再生法の適用を申請。同年5月、グループのうち高槻交通、茨木高槻交通、ユタカ中央交通、関西中央第一、関西中央旅客守口の5社335両分の営業権を日本交通グループ関西へ、東大阪オーケー、東大阪中央タクシー、大商交通の3社141両分の営業権を大阪バスグループへと譲渡した。しかし事業譲渡代金で公租公課の滞納分を弁済し切れず、民事再生法の適用申請をしなかった三日月タクシーと自主再建を目指す関西中央交通以外の8社は2024年4月30日に大阪地方裁判所から民事再生手続廃止決定を受けて破産に移行した。
営業所[編集]
凡例
- ※ - 民事再生手続廃止
- 大阪市域交通圏
- 関西中央交通(大阪市鶴見区)
- 三日月タクシー(大阪市東淀川区)
- 関西中央第一(大阪市城東区) ※ →東京・日本交通西淀川営業所へ
- 関西中央旅客守口(守口市金田町) ※ →東京・日本交通西淀川営業所へ
- ユタカ中央交通(堺市西区) ※ →東京・日本交通堺営業所へ
- 東大阪中央タクシー(東大阪市高井田中) ※ →大阪バスへ
- 東大阪オーケー(東大阪市高井田中) ※ →大阪バスへ
- 大商交通(守口市金田町) ※ →大阪バスへ
- 北摂交通圏