長久寺(ちょうきゅうじ)とは、栃木県那須烏山市大木須に存在する寺院である。宗派は真言宗智山派。山号は光明山不動院。
江戸時代中期の天和2年(1682年)、祐長により開山する。江戸時代には烏山藩主となった大久保氏から歴代の祈願所として庇護を受けた。
本堂や庫裏などがあるが、これらは昭和・平成期に再建されたものである。ただ、この寺院が管理する松倉山山頂に近い松倉山観音堂内にある聖観音像二体、十一面観音像二体、観自在尊像一体は、栃木県の有形文化財に指定されている。