鋳銭場跡(いせんばあと)とは、現在の宮城県石巻市鋳銭場にかつて存在した通貨製造所である。
石巻駅の東側に存在した。江戸時代中期の享保年間に開設され、仙台通宝が鋳造された。銭吹き炉、建物などの遺構は現在は残されていないが、鋳銭釜は鹽竈神社に収蔵されている。幕末の慶応3年(1867年)には22万4000貫余りの通貨が製造されたという。
その他の鋳銭場[編集]
- 山口市には、鋳銭司(すぜんじ)という地名(大字名)があり、奈良・平安期の周防鋳銭司の跡地と伝えられる。
- 静岡市葵区や長崎市には、銅銭鋳造跡地の銭座町がある。
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関連項目[編集]