鈴木光太郎

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鈴木光太郎(すずき こうたろう、1954年ー )は、心理学者、新潟大学名誉教授。

人物[編集]

宮城県生まれ。1977年慶應義塾大学文学部仏文学専攻中退,1981年千葉大学人文学部心理学専攻卒業,1985年東京大学大学院人文科学研究科博士課程(心理学専修)中退。1985年新潟大学人文学部助手、93年助教授、99年教授。2021年定年退任、名誉教授。

著書[編集]

  • 『錯覚のワンダーランド』(関東出版社,1990)
  • 『動物は世界をどう見るか』新曜社,1995)
  • 『オオカミ少女はいなかった―心理学の神話をめぐる冒険』新曜社,2008)のちちくま文庫 
  • 『ヒトの心はどう進化したのか 狩猟採集生活が生んだもの』ちくま新書 2013.6
  • 『謎解きアヴェロンの野生児』新曜社, 2019.6

共著・監修[編集]

  • 『イメージング 表象・創造・技能』箱田裕司編著, 須永剛司・徳永幹雄・橋本公雄・菱谷晋介・増井透共著. サイエンス社, 1991.5
  • 『驚異!視覚トリックの世界 奇跡体験!アンビリバボーpresents』監修. 扶桑社, 2009.10

翻訳[編集]

  • R.ラックマン 他共著『認知心理学と人間の情報処理』全3巻 箱田裕司共監訳. サイエンス社, 1988.11
  • R・N・シェパード『だまし絵が語る「見る」しくみ』芳賀康朗共訳(新曜社,1993)
  • ロバート・L・ソルソ『脳は絵をどのように理解するか―絵画の認知科学』小林哲生共訳(新曜社,1997)
  • ジャック・ヴォークレール『動物のこころを探る―かれらはどのように<考える>か』小林哲生共訳(新曜社,1999)
  • グレゴリー『鏡という謎―その神話・芸術・科学』鳥居修晃鹿取廣人望月登志子共訳(新曜社,2001)
  • ドナルド・ブラウン『ヒューマン・ユニヴァーサルズ―文化相対主義から普遍性の認識へ』中村潔共訳(新曜社,2002)
  • クラーク&グルンスタイン『遺伝子は私たちをどこまで支配しているか―DNAから心の謎を解く』(新曜社,2003)
  • ジャック・ニニオ『錯覚の世界―古典からCG画像まで』向井智子共訳(新曜社,2004)
  • ジョン・カートライト『進化心理学入門』河野和明共訳(新曜社,2005)
  • デヴィッド・プレマック&アン・プレマック『心の発生と進化―チンパンジー,赤ちゃん,ヒト』長谷川寿一監修(新曜社,2005)
  • マイケル・モーガン『アナログ・ブレイン―脳は世界をどう表象するか?』(新曜社,2005)
  • メルヴィン・グッデイル&ミルナー『もうひとつの視覚―<見えない視覚>はどのように発見されたか』工藤信雄共訳(新曜社,2008)
  • パスカル・ボイヤー『神はなぜいるのか?』中村潔共訳(NTT出版,2008)
  • ロバート・ウィンストン『人間の本能―心にひそむ進化の過去』(新曜社,2008)
  • フィリップ・ステッドマン『フェルメールのカメラ: 光と空間の謎を解く』(新曜社,2010)
  • D.O.ヘッブ『行動の機構 脳メカニズムから心理学へ』鹿取廣人,金城辰夫,鳥居修晃, 渡邊正孝共訳. 岩波文庫, 2011.4
  • ジャック・ヴォークレール『乳幼児の発達 運動・知覚・認知』明和政子監訳, 新曜社, 2012.3
  • ジェシー・ベリング『ヒトはなぜ神を信じるのか 信仰する本能』化学同人, 2012.8
  • ジェレミー・テイラー『われらはチンパンジーにあらず ヒト遺伝子の探求』新曜社, 2013.2
  • ジェシー・ベリング『性倒錯者 だれもが秘める愛の逸脱』化学同人, 2016.1
  • ポール・エーリック, アン・エーリック『支配的動物 ヒトの進化と環境』新曜社, 2016.1
  • ジェシー・ベリング『なぜペニスはそんな形なのか ヒトについての不謹慎で真面目な科学』化学同人, 2017.3
  • ジャン=フランソワ・ドルティエ『ヒト、この奇妙な動物 言語、芸術、社会の起源』新曜社, 2018.5
  • レオ・グラッセ『キリンの一撃 サヴァンナの動物たちが見せる進化のスゴ技』化学同人, 2018.8
  • ジェシー・ベリング『ヒトはなぜ自殺するのか 死に向かう心の科学』化学同人, 2021.1
  • マイケル・グラツィアーノ『意識はなぜ生まれたか その起源から人工意識まで』白揚社, 2022.4
  • アリス・ドレガー『ガリレオの中指 科学的研究とポリティクスが衝突するとき』みすず書房, 2022.9