針葉樹

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針葉樹(しんようじゅ)とは、樹木の一種。

概要[編集]

葉は その名の通り、多くの針葉樹はのように尖っているが、例外もあるようで、の葉は尖っていない。サワガニや松茸のパッケージに使われている。
進化の過程としては、海藻類が陸上に上がり、葉緑体を持った藻類は約5億年前頃に上陸し、4.5億年前頃にコケ類が現れ、その後に現れたシダ植物から進化して約3億年前に針葉樹となり、そこから1億5千万年前に広葉樹が生まれたという大まかな流れがある。
代表的な種はマツ(アカマツ・クロマツ)やヒノキスギなど。「峰の松に澤の杉、中の檜」と呼ばれるが、クロマツは地下水が豊富でないと育ちにくく、いわゆる「住吉模様」は地下水が豊富な場所に限られる。
なお、クリスマスツリーに用いられるモミは、代表的な針葉樹である。

旧石器時代の針葉樹[編集]

北海道では古来からの針葉樹の在来種も自生している。「旧石器時代は針葉樹が、中部、東北、北海道に日本に広がっていた」という意見もあるが、旧石器時代は農耕以前なので生態系が豊かでないと漁撈採集生活が成り立たないために人間は針葉樹林に進出しなかったのではなかろうか?
との意見もあるが、それは歴史を正しく知らないことによる、明らかな間違いである。正確にいうと、現在の中部、関東、東北、北海道には、旧石器時代に針葉樹の森が広がっていた。西日本は広葉樹の森であった。このことは旧石器時代の遺跡の出土物が証明する。その頃、中部、関東、東北、北海道の旧石器人はマンモスやヘラジカを捕っていた。

現代の針葉樹[編集]

現代日本人が見かける針葉樹林の多くはスギヒノキ人工林が多い。スギの花粉は花粉症の原因となり、患者数は国民の約4割と推計されている。近年に問題化されているが、花粉の少ない品種の開発が勧められ、また杉の苗は実生ではなく挿し木で作られることが多いため、「花粉の少ないスギの苗」が近年では普及しつつある。

広葉樹との違い[編集]

  • 広葉樹に比べて、針葉樹は葉の色が単調な傾向にある。
  • 針葉樹の幹のほうが広葉樹の幹より堅い。
  • 針葉樹ののほうが広葉樹の薪より火がつきやすい。より長く燃えるのは広葉樹の薪と言われる。樹種に関係なく、同じ重さの薪を燃やすとほぼ同じ熱量が出る。
  • 樹皮に油を溜めるため、松明などにも用いられれ、「松根油」なども知られる。

関連項目[編集]

脚注[編集]