落葉樹
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落葉樹(らくようじゅ)は、生育不適期に落葉する樹木である。冬の低温期に落葉する夏緑樹と雨の少ない乾期に落葉する雨緑樹がある。 多くは広葉樹だが、落葉松(カラマツ)のような例外がある。
概要[編集]
落葉する前に、葉に蓄積された糖分などの栄養素を回収する性質があり、紅葉する性質があるため鑑賞される。カエデ・イチョウ・サトウカエデ(いわゆるメープルシロップのメープル)・モミジ・ヤマウルシなどが知られる。ただし一年中赤いカエデの品種である「出猩々」などもあるので、意見は分かれる。
なお、「落葉」樹なのに葉が枯れるだけで次の葉が出るまで落ちないという柏もある。
その他[編集]
カエデの仲間はデンブン質を葉に溜めたものを糖に変えて樹液に送り込む。そのためモミジの葉の天麩羅は赤いときが美味く、サトウカエデは葉が落ち切ったときに糖は樹液に糖分が溜まっているので樹液が甘くなり、これを煮詰めてメープルシロップとする。