鄧 龍(とう りょう、生没年不詳)は、中国の後漢末期の武将。黄祖の家臣。
黄祖配下の武将[1]。206年に黄祖の命令で孫権配下の周瑜が守る柴桑を攻撃したが敗れた上に捕らえられて孫権の下に護送された[1]。その後の行方は不明である[1]。
『三国志演義』では陳就と共に208年の孫権軍の江夏郡侵攻に対して軍艦を並べて迎撃するが、元同僚の甘寧に苦もなく乗り込まれて討ち取られている。