那須神田城
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那須神田城(なすかんだじょう)とは、現在の栃木県那須郡那珂川町三輪にかつて存在した日本の城である。
概要[編集]
小川市街の南西およそ1.5キロの水田地帯にあった城である。城といっても館程度の建物だったと見られている。
平安時代後期の天治2年(1125年)、須藤貞信により築城されたと見られる。東西が96メートル、南北が156メートルで、長方形の土塁が築かれており、北東を除いた3隅が数段高い構造となっている。土塁の外側には幅4.5メートルの水掘が彫られており、さらに20メートルから30メートルほどの外側にも堀があったと見られている。
現在は内堀が北側と南側にわずかに残っている。昭和59年(1984年)7月に国の史跡に指定された。