遅刻
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遅刻(ちこく)とは、事前に指定された時刻に遅れることである。
概要[編集]
国や文化圏・個人の感覚ごとに指定の時刻から何分ズレたら遅刻と見なすかは大きく異なる。現代の日本は遅刻に対して非寛容的な文化が根づいているが、この文化が根づいたのは昭和初期の頃で、それまではかなり時間にルーズであったという記録が残っている。
遅刻の原因となるものとして
- 寝坊
- 事前の用意不足
- 日時間違い
- 公共交通機関の遅れ
- 交通渋滞
- 不可抗力の事件・災害
などがある。
学校における遅刻防止指導[編集]
学校においては子供に遅刻癖がつかないよう、遅刻を防ぐ指導を行っている。小学校における集団登校も遅刻防止の一つの手段である。
管理教育全盛の時代には始業の予鈴に間に合わなかった子供に対して校庭の走り込みや筋力トレーニングなどの罰を与えて1校時目の授業を受けさせなかったり、時間になったら校門の門扉を閉鎖したりする取締を行っていた。しかし門扉の閉鎖時に死亡事故が起きたことや教育を受ける権利を不当に剥奪しているのではないかという指摘が相次いだことなどもあって大きく衰退し、現在の遅刻防止指導は保健主事と保健体育の受け持ち教員、保健/健康委員が連携して定期的に行う規則正しい生活を送ることの啓発活動、立ち番の教員による声掛けとなっている。