校門
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校門(こうもん)とは、学校の設備の一つで、学校敷地に出入りするための門である。
概要[編集]
子供・教職員といった学校関係者や、給食で使用する食材を納品する業者、その他学校に用のある外部の人間が通過する門。校門は門扉を持つものと持たないものがあり、門扉は学校休業日には原則閉鎖される。また学校開庁日であっても授業中は門扉を閉鎖・施錠し、来校者は校門に設置されたインターホンで職員を呼び出し、本人確認・来校の目的のチェックを行った後に門扉を開けてもらって内部へ入る。私立学校など学校運営予算に余裕のある所では校門に守衛を配置し、用のある人間は守衛に声をかけ来校の目的をチェックし、本人確認を行ってから入校する。正規の手続きを経た来校者は来校証を見やすい場所に身につける。
校門の種類は位置・用途によって分けられる。主なものとして
- 学校敷地正面にあり、多くの人間が通過する正門
- 学校敷地裏手にあり、正門と比較すると少数の人間が通過する裏門
- 学校敷地内に入る車両が通過する車両門
- 教職員や出入り業者が使用する通用門
などがある。
校門指導[編集]
子供が登校してくる時間帯に当番の教員が校門付近に立ち、挨拶の励行・遅刻防止・交通マナー遵守の喚起・簡易な身だしなみ点検などを行うもの。
かつては始業の予鈴が鳴る時刻に校門の門扉を閉鎖し、門扉閉鎖に間に合わなかった子供へ説諭・校庭走り込みなどの罰則を与える校門指導を行う学校があった。しかし1990年に兵庫県の高等学校で閉めた門扉に生徒が頭を挟まれて死亡する事故が起きたことからこのような校門指導は下火となっている。