退職金

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退職金(たいしょくきん)とは、会社労働者との間の雇用関係が終了したときに支払われる金銭のことである[1]

概要[編集]

退職金は賞与(ボーナス)と同じように支払いの有無を判断するのは会社である[1]。そのため、例を挙げれば「5年以上働いた正社員にのみ支払う」「パートタイマーにも支払う」などのルールを決めるのも基本的には会社である[1][2]。ただし退職金制度がある会社は、就業規則にその制度についての決まりを載せなければならない[2]

また、退職する労働者が自動車メーカーAから自動車メーカーBに移ったりするなど、同業種の違う会社に移るために退職することが分かったりした場合は、元の会社が「一種の裏切り行為である」と見なしたりすれば退職金の金額を減らすことも可能とされている[2]。また、会社への損害行為などが理由で解雇された場合も、退職金の額が減らされたり没収される場合もある[2]

脚注[編集]

  1. a b c 『知っておきたい! 働く時のルールと権利』籏智優子著。2010年4月。P67
  2. a b c d 『知っておきたい! 働く時のルールと権利』籏智優子著。2010年4月。P68

参考文献[編集]