賞与
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賞与(しょうよ)とは「期末手当」ともいい、主に決算期の6月と半期決算時の12月[1]に労働者に対して支払われる賃金のことである[2]。労働者の生活は毎月支払われる基本給に支えられており、生活が不安定にならないように基本給の額はほぼ一定している[2]。これに対して賞与すなわちボーナスは会社の業績、労働者の働きぶりなどに応じて額が変わる[2]。例を挙げれば「去年は会社の業績が好調だったため60万の賞与があったが、今年は景気が悪いので50万円しかない」、「頑張って商品を売ったので、去年より賞与の額が増えた」などはよく起こりうる[2]。「ボーナスが出ない(あるいは額が少ない)」というときは会社の業績が悪いということなので、いきなり倒産されて退職金も出ず無職になって路頭に迷うということもある。逆に粉飾決算をしておいて計画倒産というケースもある。
また、賞与はどの会社にも必ずあるわけではなく、存在しない会社もある[2]。また正社員に支払うという会社もあればパートタイマーにも支払われる場合もある。賞与(あるいは「報奨金」)がどんな時にどんな労働者に支払われるかは就業規則、労働契約、労働協約に基づいて決められる[2]。