赤緯(せきい)とは、天球上での天体の位置を表す指標。
緯度と同じように、天の北極を+90°、天の南極を-90°とし、180等分する。天の赤道は0°となる。度以下は、31°58'40のように、分や秒を用いて表したり、31.98°のように小数で表したりする。なお、地球である緯度の地点の真上は、天球でも同じ赤緯になる。実際には、赤経と組み合わせて天体の位置を表す。