赤経

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

赤経(せっけい)とは、天球上での天体の位置を表す指標で、地球での経度に該当する。

表し方[編集]

春分点を0hとし、東側になるにつれて数字が増える。24hまである。秋分点は12hになる。各々のhはさらに60のmに分かれ、さらに各々のmはさらに60のsに分かれる。これらを組み合わせて、11h01m05sのように表す。実際には、赤緯と組み合わせて天球上の天体の位置を表す。赤緯や地球の経度と違い、h,m,sを使うのは、天体の南中出没の時刻を計算するのに便利だからである。例えば、赤経が1h大きくなると、出没(緯度が同じ場合)や南中は1時間遅れる。