赤バス
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赤バス(あかバス)
本稿では1.について詳述する。
概要[編集]
市営バスや民営バスではカバーしきれない住宅地と公共施設をきめ細かく結ぶ地域密着型路線として企画・運営されていたが、運行時間の短さなどで決して利便性が高いと言えない路線も多く、2012年度末に全線が廃止された。ただし利用者の多かった「西淡路 - 区役所」、「長吉長原西 - 瓜破西」、「天王寺ループ」の3路線については一般路線への転換という形で存続した。
当該路線を担当する乗務員は大阪市交通局の乗務員ではなく、大阪運輸振興の乗務員だった。
車両[編集]
狭隘区間を走るという事で小型バスが使用され、初期はスウェーデン・オムニノーバ社製のマルチライダーを導入。後の路線拡充の際にはオムニノーバ社が倒産したなどの事情により、メルセデス・ベンツ・トランスポーターT1Nベースのミニバスに変更された。塗装は赤一色である。
2012年には老朽化したマルチライダーの置き換えとして日野・ポンチョが新車導入された。しかし赤バス廃止が予定されていた事から、大阪市交通局の一般車の帯の色を赤色に変えたデザインで導入された。廃止後、帯色を一般車と同じものに変更して引き続き一般路線で使用されたが、2014年4月のダイヤ改正で12両が余剰化。オークションで売却された。売却された12両のうち2両は西東京バスに移籍しており、ウエストミンスターの鐘のドアブザーがそのままで運用されているという。