謎の管理者もどき

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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謎の管理者もどきとは、エンペディアの「管理者」の公式の愛称とされている言葉だが、実際には使っている人はほとんどいない。

概要[編集]

2018年に「フォーラム:追加権限保有者の改称について」という議論が立ち上がった。もともとは「管理者」に愛称をつけるのではなく、正式な名称を「管理者」ではない別の言葉に変えてしまおうという提案だった。

謎の権限持ちもどき」「追加承認された利用者」などの変更案が出されたが、結局、すったもんだの末に「管理者」という名称は据え置きとなった。だが、終わり際で追加のプチ議論が発生。公式な愛称を「謎の管理者もどき」とする提案が行われ、反対意見がないためそのまま決定された。

しかし、この愛称が広まることはなかった。そもそも「愛称」というのは、みんなが愛着をこめて自発的に使ってナンボのものなので、反対意見がないため決定(≒そもそも興味を持たれてない)という状態では広まるはずもなかった。[1]

管理者の一人・BadEditor は、議論が終了してからおよそ1年後の2019年6月12日にこのフォーラムの存在に気づき、遅まきながら愛称を広めようとして自分の署名に「謎の管理者もどき」というフレーズを追加した[2]2023年9月まで4年間にわたって使用しつづけたが、それでもこの愛称が広まることはなかった。なかには、このフレーズが「管理者の愛称」ではなく、「BadEditor 個人のニックネーム」だと勘違いしているユーザーもいた[3]

BadEditor 本人としては「エンペディアの管理者なんて大した存在じゃなく、”謎の” や ”もどき”といったフレーズを付けてお茶を濁しながら語られるくらいが丁度よい」という想いがあって署名に使用していたのだが、もしかすると中には「いちいち署名で管理者であることを誇示してくるうぜー奴」と疎んでいた人もいたのかもしれない、知らんけど。そんな懸念もあって、2023年9月に使用することを止めたとか、そうでないとか。

ちなみに、登録利用者の愛称として「謎の利用者もどき」、ビューロクラットの愛称として「謎の官僚もどき」も設定されていたが、こっちはガチで誰一人使っておらずネタにさえならない。そもそも、ビューロクラット(bureaucrat)という英単語は「官僚」を意味する、という前提条件からして難しく、広く知られているとは言いがたい(英検だと1級レベルの単語)。

脚注[編集]

  1. まぁ、日本政府が主導した「クールジャパン」や「GoToトラベル」のように、国家・自治体レベルともなると、トップダウン式で愛称を提案することに多少の意味がある場合もないではないが。
  2. Rest:日記/2019-04,05,06#6月12日(水)
  3. Special:Diff/769202/769258

関連項目[編集]