西大寺鉄道線

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西大寺鉄道線(さいだいじてつどうせん)は、かつて岡山県に存在した鉄道路線

概要[編集]

1910年(明治43年)会社創立[注 1]
山陽鉄道が中心市街地を通過しなかった西大寺門前町の西大寺と岡山市街東端の後楽園駅を結んだ路線で、後楽園駅では岡山電気軌道番町線の後楽園前停留場と徒歩連絡していた。

本州の旅客鉄道路線では最後まで918mm軌間を採用していた。

気動車による運行で、西大寺の会陽の日は増結をしていた。

1955年(昭和30年)に運営会社の西大寺鉄道が両備バスに合併され、路線名も両備バス西大寺鉄道線となった。

1962年(昭和37年)、国鉄赤穂線開通に伴い廃止された。鉄道駅が設けられなかった地域は両備バスのバス路線によって代替されたが、2024年現在、長利、大師の各駅は公共交通空白地帯となっている。

駅一覧[編集]

所在地は、2024年現在の行政区名。

路線名 駅名 駅間
営業キロ
累計
営業キロ
後身 所在地
西大寺鉄道線 西大寺町駅 - 0.0 両備西大寺バスターミナル 東区
広谷駅 1.8 1.8 JR大多羅駅まで徒歩11分
大多羅駅 1.3 3.1 JR大多羅駅まで徒歩8分
長利駅 1.1 4.2   中区
財田駅 1.3 5.5 東岡山駅
大師駅 1.7 7.2  
藤原駅 1.4 8.6 藤原バス停二本松バス停
団地入口バス停
原尾島駅 0.5 9.1 原尾島住宅前バス停
森下駅 1.0 10.1 国富バス停
後楽園駅 1.4 11.5 蓬莱橋・夢二郷土美術館前バス停

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  1. 両備ホールディングスの沿革はこの年を一番最初に置いている。

外部リンク[編集]