藤田大誠

藤田 大誠（ふじた ひろまさ、1974年 - ）は、神道学者。國學院大學人間開発学部健康体育学科教授。専攻は近代神道史、国学、日本教育史、体育・スポーツ史。

富山県生まれ、大阪府育ち。1997年國學院大學法学部法律学科卒業。2007年國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期修了。「近代国学の研究」で博士（神道学）（國學院大學）。國學院大學研究開発推進機構助教。2009年同大学人間開発学部准教授、研究開発推進機構准教授（兼担）。2017年同大学人間開発学部教授、研究開発推進機構教授（兼担）。2018-2024年同大学神道文化学部神道文化学科教授（兼担）。

阪本是丸の門下生。2004年に同門の藤本頼生とともに国家神道研究会を結成し、研究成果は『国家神道再考――祭政一致国家の形成と展開』（阪本是丸編、弘文堂、2006年）にまとめられた。『近代国学の研究』（弘文堂、2007年）で平成20年度神道宗教学会賞を受賞。神社本庁教学委員（2013年-）、神社新報社論説委員（2014年-）、靖國神社「教学研究会」研究員（運営委員）（2019-2024年）、政教関係を正す会幹事（2021年-）なども務める。

著書

単著

• 『近代国学の研究』（弘文堂［久伊豆神社小教院叢書］、2007年）

共著

• 『神仏関係考――古代・中世・近世・近現代』（加瀬直弥、岡田莊司、嵯峨井建、阪本是丸共著、神社新報社［鎮守の杜ブックレット］、2016年）

編著

• 『明治神宮以前・以後――近代神社をめぐる環境形成の構造転換』（青井哲人、畔上直樹、今泉宜子共編、鹿島出版会、2015年）
• 『戦後神道界の群像――神社新報創刊七十周年記念出版』（神社新報社編、阪本是丸、櫻井治男、佐野和史、竹本佳徳、牟禮仁、前田孝和、大中陽輔監修、齊藤智朗、藤本頼生共同編集委員、神社新報社、2016年）
• 『国家神道と国体論――宗教とナショナリズムの学際的研究』（編、弘文堂［久伊豆神社小教院叢書］、2019年）

外部リンク

• 藤田 大誠 - 國學院大學
• 藤田 大誠(人間開発学部 健康体育学科) | 國學院大學
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