齊藤智朗

齊藤 智朗（さいとう ともお、1972年 - ）は、神道学者。國學院大學研究開発推進機構准教授。専攻は宗教学、近代神道史、近代日本宗教史。

東京都出身。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期修了。2001年國學院大學日本文化研究所調査員。2005年「井上毅と明治日本の世俗主義」で博士（宗教学）（國學院大學）。同年國學院大學日本文化研究所助手。2007年同大学研究開発推進機構助手。2014年同大学神道文化学部准教授、2017年教授。2021年同大学研究開発推進機構校史・学術資産研究センター長（兼任）。2023年同大学研究開発推進機構准教授。

論文に「帝国憲法成立期における祭教分離論」（阪本是丸編『国家神道再考――祭政一致国家の形成と展開』弘文堂、2006年）、「戦中期における皇典講究所祭祀審議会の活動」（國學院大學研究開発推進センター編、阪本是丸責任編集『昭和前期の神道と社会』弘文堂、2016年）、「近代における造化三神論の展開」（藤田大誠編『国家神道と国体論――宗教とナショナリズムの学際的研究』弘文堂、2019年）、「「神道人」から見る近代神道史」（國學院大學研究開発推進センター編、阪本是丸責任編集『近代の神道と社会』弘文堂、2020年）など。

著書

単著

• 『井上毅と宗教――明治国家形成と世俗主義』（弘文堂［久伊豆神社小教院叢書］、2006年）

編著

• 『戦後神道界の群像――神社新報創刊七十周年記念出版』（神社新報社編、阪本是丸、櫻井治男、佐野和史、竹本佳徳、牟禮仁、前田孝和、大中陽輔監修、藤田大誠、藤本頼生共同編集委員、神社新報社、2016年）

外部リンク

• 齊藤　智朗 - 國學院大學
• 齊藤 智朗(研究開発推進機構) - 國學院大學
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