蒋 義渠(しょう ぎきょ、生没年不詳)は、後漢末期の武将。袁紹の家臣。
『後漢書』によると200年の官渡の戦いで袁紹が敗北して長男の袁譚と共に黄河を渡って800騎で逃れて来た時、黎陽北岸を守っていた蒋義渠は陣幕を開けて袁紹を招き入れ、軍に命令を出した。袁紹の健在を知った敗走兵は再び蒋義渠の陣営に集まったという[1]。
『三国志演義』でも史実と同じである。