萩谷由喜子
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萩谷 由喜子(はぎや ゆきこ、1954年9月9日 - )は、音楽評論家、ジャーナリスト。日本三曲協会会員、山田流協会会員、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。「音楽の友」「音楽現代」「ショパン」の演奏会評レギュラー執筆者。日本舞踊花柳流の専門部名取。専門研究分野は女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。
概要[編集]
- 1954年9月9日、東京都文京区生まれ。幼時よりピアノ、日本舞踊、長唄、筝曲の稽古に通う。
- 1977年、立教大学経済学部卒業。在学中は西洋音楽史を学ぶ。卒業後は音楽教室を主宰する傍ら音楽評論を志鳥栄八郎に師事。
- 1990年代から音楽誌、新聞に演奏会評、CD評、演奏家論、楽曲分析等を執筆。
- 2014年2月17日、「クラシック音楽名曲物語 ~大作曲家の愛した女性たち~」のタイトルで講演[1][2]。
- 2007年11月、立教大学文学部・経済学部100周年記念企画『立教人たちの履歴書』に参加。
- 2019年5月11日、東京シティ・フィルハーモニック公演「スタバートマーティル」のパンフレットに寄稿[3]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『五線譜の薔薇ー音楽史を彩る女性たち』ショパン、2000年、ISBN-10: 4883641546
- 『幸田姉妹ー洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸』ショパン、2000年、ISBN-10: 4883641686
- 『田中希代子ー夜明けのピアニスト』ショパン、2004年、ISBN-10: 4883641899
- 『音楽史を彩る女性たちー五線譜のばら2』ショパン、2000年、ISBN-10: 4883642054
- 『ひとり5分で読める 作曲家おもしろ雑学事典』ヤマハミュージックメディア、2006年、ISBN-10: 4636804341
- (萩谷由喜子編、解説)『クララ・シューマン ロマンスー女性作曲家によるピアノ作品集』ショパン、1998年、ISBN-10: 4883642127
- (萩谷由喜子解説)『ドン・ジョヴァンニ』ショパン、1998年、ISBN-10: 4883642232
- 『ひと組5分で読める 音楽家カップルおもしろ雑学事典』ヤマハミュージックメディア、2007年、ISBN-10: 4636818555
- 『ひとり5分で読める ピアニストおもしろ雑学事典』ヤマハミュージックメディア
- 『ショパンをめぐる女性たち』ショパン、2010年、ISBN-10: 4883643018
- 『クロイツァーの肖像~日本の音楽界を育てたピアニスト~』ヤマハミュージックメディア、2016年、ISBN-10: 463692830X
- 『「蝶々夫人」と日露戦争』中央公論新社、2018年、ISBN-10: 4120050521
- 『音楽家の伝記 はじめに読む1冊 クララ・シューマン』ヤマハミュージックメディア、2019年3月、ISBN-10:4636963040
共著[編集]
- 萩谷由喜子、佐藤泰平『宮沢賢治の聴いたクラシック』CD2枚付: 宮沢賢治没後80年記念企画、小学館、2013年、ISBN-10: 4094801863
- 『フィギュアを彩った名曲たち トリノ2006 トゥーランドット』ショパン、2000年、ISBN-10:4883642119
- 『200CD ツウになれるクラシック入門』学習研究社、2006年3月、ISBN-10:4054030181