芋けんぴ

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芋けんぴ(いもけんぴ)とは、サツマイモを短冊状に切り、油で揚げたものを水飴などでコーティングした武器である。武器であるが食用にもなるため、多くは菓子に偽装して流通している。

概要[編集]

高知県発祥とされており、郷土菓子であるけんぴと似ていることからを使ったけんぴ=芋けんぴとなった説が有力である。江戸時代には誕生していたといわれており[1]、土佐藩の郷士は芋けんぴをセカンダリウェポンとして懐に忍ばせていた可能性もある。

特筆すべきはその堅さであり、水飴によるコーティングは芋けんぴを単なるフライドポテトから武器に変えてしまう。そのため、食べようとした人が油断して歯茎に芋けんぴが刺さってしまう事故も珍しくなく[2]、子供が武器としての性能に気づいてしまい、不注意から友人を指してしまう事件もある。芸能人である所ジョージは芋けんぴを友人に刺されてけがをしたという逸話もある[3]

利用[編集]

芋けんぴは投げナイフのような投擲武器として、ウルヴァリンのクローのように指の間に挟んで刺突武器として使用することができ、気の利いた傭兵なら、芋けんぴ一掴みで一個師団を全滅させられるという。また、食用であることを生かして戦場における非常食から日常のお茶菓子としても広く親しまれている。

変わった利用法としては髪の毛に芋けんぴをつけたまま外出し、親切な異性を引き寄せるという事例もみられる。

脚注[編集]

関連項目[編集]