自宅サーバー
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自宅サーバー(じたくさーばー、英:Home server)とは、自宅にあるコンピューターをサーバー用途に使う事や、そのマシンそのものを指して用いられる言葉である。
概要[編集]
VPSなどクラウドと呼ばれる技術が発達する前は、余っているPCを活用して自宅にサーバーを立てる事は珍しくなかった。
VPSなどのクラウド技術が発達すると、VPS使った方がハードウェアメンテナンスの手間も無く、24時間連日稼働の電気代等も考えると安上がりとなる場合もあり、自宅サーバーをやる事はメリットが薄くなった[1]。
インターネット回線を引いていて、ルーターにグローバルIPが割り振られているような環境であれば、ルーターのポート解放機能を使い、自宅LAN内のパソコンをWebサーバーとしてインターネットに公開するような事は比較的容易である。グローバルIPが変わる事に対してはDDNSを使って対応するような事もある。
構築方法[編集]
最初にコンセプトを固めると、あとは自ずと必要な事が決まってくる。
具体的にはマシンの選定後、サーバー用のOSのインストール、サーバーソフトウェアの導入・設定、ファイアウォールの設定変更など。
ググると先人たちのノウハウが沢山見つかるが、情報が古くなっているものもあり、一筋縄では行かない事も多い。そのため、自宅サーバーはサーバー関係の勉強という感じになる。
注意事項[編集]
- 外部に公開すると、サーバーソフトウェアのバッファオーバーフロー等の脆弱性を悪用されてハッキングされる等の脅威に対抗する必要が出てくるため、外部公開に耐えられるサーバーを構築し運用し続けるには結構なスキルや対応時間が求められる。自信が無いなら自宅LAN内に留めておいた方が無難である。
脚注[編集]
- ↑ 自分でしか使わないなら24時間稼働させる意味も薄い。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- CentOSで自宅サーバー構築 - 学生時代によく参考にしたサイト。