カッターボート

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

カッターボートとは以下のことである。

  1. 大型の手漕ぎボート。
  2. コースト・ガードに所属する、密輸密貿易の取り締まり、救難海図作成等を行う政府所属の武装船。日本では海上保安庁の巡視船、巡視艇に相当する。

1.の概要[編集]

大型船舶に搭載され、非常脱出時の救命艇となったり、連絡艇として使われたりする。

集団で乗り、全員が力を合わせてオールを漕ぐことで前進する。マストや帆を備えて帆走に対応するものもある。

1艘のボートに乗った全員が力を合わせないときちんと進めないため、全員で一つの目標を達成する協調性を養う、仲間との精神的一体感を醸成するという教育目的の達成と相性が良い事から、一般の学校が行う臨海学校・野外教室等でカッターボートの訓練が行われることが多い。体験ではなく、訓練と称するため、厳しい指導が行われる。

全国水産・海洋高等学校カッターレース大会全日本カッター競技大会などカッターボートを使用する競技大会も存在する。

2.の概要[編集]

装甲は施されず、悪天候に強い構造となっている。機関銃が装備されるが、国によっては大砲ミサイルが搭載される。大型の船になるとヘリコプターが搭載される。犯罪者収用のためのが設置される。

沿革[編集]

大航海時代、小型のマストが2本以下の小さな帆船であった。