腕時計
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腕時計(うでどけい)は、手首に巻いて携帯するベルト式の時計である。英語でWatch(「見張り番」の意であり、「ワッチ」ともいう)。ベルトは革・金属、革・プラスティックなど様々なものがある。
1970年代までには機械式腕時計はスイスが世界的な市場を占有した。
概要[編集]
20世紀に入ってから、懐中時計に代わって腕時計が普及された。1790年にジュネーブの時計商ジャケ・ドロー&ルショーのカタログに腕時計が記載される。
1900年にオメガが世界初の一般向けの腕時計を発表。第一次世界大戦では兵士にまで行き渡らせるために大量生産され、製造価格を引き下げられた。
1960年代に日本のメーカーが安価で短時間に量産したことから普及されるようになった高精度な腕時計とも言われるクォーツ式時計が1969年に実用化されるが高価なものであった。
機械式時計は製造コストが高く、高級腕時計となっている。
日本の水晶時計(電子時計)に対抗するために「スウォッチ」が生まれた。
リンドバーグが大西洋単独無着陸飛行を達成したときに使った腕時計はカルティエ製であった。
著名なモデル[編集]
純機械式[編集]
- ロレックス・サブマリナー
- ロレックス・アストロノーツ
- グランドセイコー
水晶(クオーツ)式[編集]
電波時計[編集]
種類[編集]
自律式とそれ以外がある。
自律式[編集]
- 機械式腕時計 - 自動巻式腕時計も含む。
- クォーツ式腕時計 - 水晶(クォーツ)発振子を用いた時計。
それ以外[編集]
時刻調節
- 電波式腕時計
- 衛星電波腕時計
表示方式やデータ収取の違い
- ディジタル式腕時計
- Bluetooth搭載腕時計
脚注[編集]
- ↑ この項目の編集子が愛用しているのはシチズン・アテッサの「三針式で、文字盤は時計数字」のタイプである。このタイプは「おっさん臭い」と云われるが、「貧乏人のジジイ」には似合う。二十気圧防水だが、蓄光塗料を使っていないので、ダイバーズ・ウォッチと使い分けるのもよい。
関連作品[編集]
- 大河原遁/片瀬平太『王様の仕立て屋 ― サルト・フィニート』29巻・30巻
- 油田火災の消火のプロである「火消しの赤毛(レッド)」が愛用していたのがロレックス・オイスターであったとロレックスの広告にあった。萩尾望都『「続・11人いる! ― 東の地平・西の永遠』に登場する「火消しの赤毛」のモデルはこの人。
- 有人月着陸プロジェクトで用いられたのがロレックスの「アストロノーツ」モデルだというネタは、マンガではあるあるである。