脱炭素社会
ナビゲーションに移動
検索に移動
脱炭素社会(だつたんそしゃかい)とは、地球温暖化を引き起こす原因とされている二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスを大気中に排出しない社会のことである。低炭素社会(ていたんそしゃかい)とも言われる。
2015年に採択されたパリ協定で地球温暖化の深刻な被害を避けるために、世界の排出を21世紀後半に実質ゼロにする目標を掲げて広く認識されるようになった。この社会の実現には現在依存している化石燃料からの脱却と、それに代わる再生可能エネルギーを大規模導入することが不可欠とされている。機器の省エネや建物の断熱性の向上、電気自動車の普及も欠かせないとされている。また、森林の減少を食い止めることも必要とされている。石炭火力発電は実現の妨げになるとして、世界で投融資を引き上げる動きが加速している。
外部リンク[編集]
- 環境白書・循環型社会白書
- 平成19年版 環境 循環型社会 白書 環境省 2007年7月11日掲載