聚楽園大仏
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聚楽園大仏(しゅうらくえんだいぶつ)は、愛知県東海市の聚楽園公園にある大仏。高さ18.79メートル。名鉄常滑線聚楽園駅下車後徒歩7分。
歴史[編集]
美濃国出身の実業家である山田才吉は、愛知瓦斯や熱田電気軌道(後の名古屋市電)を設立した人物である。大正初期には大正天皇の御大典記念事業として大仏の建立を志したが、思うように寄付金が集まらずに中止している。1924年(大正13年)には[1]皇太子(後の昭和天皇)御成婚記念事業として、15万円(現在の価値で1億円以上)を投じて大仏の建立に着工し、1927年(昭和2年)5月21日に開眼供養(竣工)を行った。高さ18.79メートルの鉄筋コンクリート像であり、日本一の高さを誇る大仏だった。「東洋一」とも喧伝されている。コンクリート製であるのは当時としてはモダンだった。
比較[編集]
- 18.79メートル - 聚楽園大仏
- 18メートル - お台場の実物大ガンダム
- 14.7メートル - 奈良の大仏(奈良県奈良市、東大寺大仏殿)
- 11.39メートル - 鎌倉大仏(神奈川県鎌倉市、高徳院)
脚注[編集]
- ↑ Wikipedia日本語版「聚楽園大仏」には1923年着工とあるが誤りだと思われる。