緊急避妊薬
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緊急避妊薬(きんきゅうひにんやく)とは、避妊をしなかったり失敗したりした場合に、望まない妊娠を防ぐために性交後に緊急的に使う薬のことである。「アフターピル」ともいわれる。
概要[編集]
排卵を抑える働きがあり、性交後72時間以内に服用すれば約80パーセントの確率で妊娠を防げるとされている。主な副作用としては、不正出血や吐き気、下腹部痛があるとされる。日本では平成23年(2011年)に承認された。医師の処方箋が必要で、公的医療保険の対象外である。費用はばらつきがあり、大体は1万円から2万円ほどとされている。世界保健機関(WHO)の必須医薬品のリストに2023年6月の時点で入れられており、海外では処方箋無しに購入できる国が多い。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 緊急避妊に係る取組について(緊急避妊にかかる対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧) 厚生労働省
- 緊急避妊に係る取組について(オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤が対応可能な薬局及び薬剤師の一覧) 厚生労働省
- 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議 厚生労働省
- オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会 厚生労働省
- レボノルゲストレル単独の緊急避妊薬 (LNG ECP) の安全性に関するファクトシート WHO
- 緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成28年度 改訂版) 日本産科婦人科学会
- 緊急避妊薬について 緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト
- わたしの体、わたしが守りたい…「薬局でも緊急避妊薬を」 NHK
- 「ノルレボ錠0.75mg」の医薬品製造販売承認に関する意見カトリック中央協議会
- 性犯罪被害相談電話全国共通番号「#8103(ハートさん)」 警察庁
- 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター一覧 | 内閣府男女共同参画局